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ゲーム・オブ・スローンズのすごくわかりやすい解説 シーズン1第1話

いよいよ!超超話題のあのドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をシーズン1から解説、感想などを書いていきたいと思います!

とにかく登場人物が多いこのドラマ。

そして、ストーリー王様の椅子取りゲームだけにいろんな名家が出てきます。

ストーリーもスケールの大きいものとなっているだけに、登場人物が多く、混乱しますよね(笑

でも、夢中になってしまいすっかりハマってしまったドラマ。

「毎回映画を見ているようだ」という評価が多いだけあって、一回一回が濃いし、どっと疲労感もあります。ですが!やっぱり面白い!

面白いけど、「はて?この人はどこの誰だったかな」とか「こいつは味方なの?的なの?」みたいに疑問がどんどん出て来るドラマで初見だけでは把握できない(私は)ので、このドラマに興味を持ってここのページに訪れてくださった方にわかりやすく書いていければなと思います。

ゲーム・オブ・スローンズのストーリーの柱

1.中世ヨーロッパの時代背景をベースとした、架空の世界「ウェスタロス」という名家7王国が、「鉄の玉座」をめぐって王都をめざして繰り広げられるダークファンタジー。

2.ナローシー(narrow sea)という名前の海の向こうのペントスという国では、絶滅したと言われたドラゴンの復活とともに、のちにドラゴンの母と言われる、前玉座にあったターガリエン家のデナーリスが玉座の奪還をめざし、ドラゴンを率いて王都へ向かいます。

3.ウェスタロス(このドラマ上の架空の大陸)の北の「壁(どでかい氷の壁)」と言われる、壁の向こうにいるホワイト・ウォーカー(ゾンビ)が、ずっと昔に絶滅したと言われていました。ところが、冬(この物語の設定では夏か冬しかないみたい)到来によって、ホワイトウォーカー存在が明らかになり、壁から南下し、人類との戦いの物語でもあります。

4.R15の大人向けです。リアルな性描写、暴力シーンあり。

怖いけど見ているうちに慣れる。なんでもなくなります。うん。

第1話 登場人物をおさえよう!

まずは、第一話で出てくる登場人物の名前とおうちを覚えよう。

でもけっこう一話からけっこう出てくるんですよね(笑

※現時点での設定です。

スターク家(ウィンターフェル城)

城主 エダード・スターク(実直そうな男)

妻  キャトリン・スターク(夫を案じる妻)

スターク家の子供たち

ロブ・スターク(長男・濃い顔)

サンサ・スターク(長女・女子らしくかわいい)

アリア・スターク(次女・おてんば。でもかわいい)

ブランドン・スターク(次男・美少年、城壁に登るの得意。ブランと呼ばれている)

リコン・スターク(三男・まだ存在感なし)

ジョン・スノウ(壁に行きたがっている)…エダードの落とし子(愛人の子)で年齢的にはロブとサンサの間のようです。

と、ダイアウルフ(大狼)の子狼6ひき(かわいい)

あと、

グレイジョイ家のシオン・グレイジョイは、捕虜としてスターク家で育ちました。スターク家の子供たちとは仲良くしています。

ベンジェン叔父さん(エダードの弟、壁を守るナイツ・ウォッチの一人)

王家バラシオン家(キングスランディング)

王  ロバート・バラシオン(ふとっちょ)

王妃 サーセイ・バラシオン(ラニスター家から嫁に来た)

太子 ジョフリー・バラシオン(サーセイの長男・いけすかないやつ)

王の手 ジョン・アリン(熱病にて死亡。暗殺疑惑)

ラニスター家(王家に住んでいる)

王妃サーセイの弟で、王家に住んでいるようです。

ジェイミー・ラニスター(サーセイとは双子の姉弟)

ティリオン・ラニスター(小人症で、サーセイから虐げられている。ジェイミーは優しくしてくれる))

ターガリエン家(バラシオン家に鉄の玉座を奪われ亡命中)

ターガリエン家は、前七王国の玉座についていた家です。バラシオン家に玉座を奪われ現在は亡命中です。生き残りは2人の兄妹しかいません。

ヴィセーリス・ターガリエン(バカ兄)

デナーリス・ターガエリン(妹→カールドロゴに嫁いでドスラク族の女王(カリーシ)に)

ジョラー・モーモント(ターガリエン家の前の王に仕えた、ダンディなおじさま)

ドスラク族

ターガリエン家の兄、ヴィセーリスが玉座奪還のために、めっちゃ強い部族のドスラク人の王カールと、妹のデナーリスを政略結婚させナローシーを越えようと画策中。デナーリスは嫌がっている。

カール・ドロゴ(めっちゃマッチョ。デナーリスを嫁にもらう)

ホワイト・ウォーカー

北の壁の向こうにいたとされるゾンビ。最初のシーンでナイツ・ウォッチ

二人を襲って殺す。登場は最初のシーンだけに出てきて当分出てきません。いったいなんなのこいつら?!と非常に不安に思わされたままストーリーが続きます。

第一話の物語のポイント

やっとストーリー解説だ(笑)このように、いきなり初回から登場人物目白押しで大変です。さて、あらすじです。

ナイツ・ウォッチと呼ばれる北の壁の番人3人が、北の壁の向こうにいると言われている「野人」の追跡に行ったときに、ホワイト・ウォーカーによって2人殺されてしまいました。

白い体に青い目が光る、鎧を身につけ剣を持っています。

死人というには非常にフットワークが軽く、めっちゃ強い。襲われたらひとたまりもないです。

何の目的で人を殺すのかはわかりませんが、どうやらナイツ・ウォッチは、壁の向こうの未開の土地の野人や、ホワイト・ウォーカーから、ウェスタロスを守る重要な任務にいます。

ナイツ・ウォッチでさえもホワイト・ウォーカーの存在は、半信半疑な認識のもよう。そんな中、仲間が殺されてしまったのです。

ナイツ・ウォッチ

ナイツ・ウォッチは、南での人生を捨て、ホワイト・ウォーカーや、野人から壁を守るためだけに生きる決意をしているレンジャーたちです。

恐れをなして逃げたりすると斬首刑にされます。ナイツ・ウォッチの脱走者に斬首刑を任されているのが、スターク家でした。

ホワイト・ウォーカーに襲われて、なんとか逃げ帰れたレンジャーがいましたが、初めて見るホワイト・ウォーカーに恐れをなして、北の壁から逃げてきてしまったところをスターク家に見つかってしまいました。

逃げてきたレンジャーは斬首される前に、

「ホワイトウォーカーに襲われた、このままでは危険だ、民に周知を」

と訴え、首を落とされます。この時、直接見たという人から聞いても、まだ壁より南の人間たちは、ホワイトウォーカーの存在を信じようとしなかったんですね。

父(エダード)が斬首刑を執行する姿を初めて見たブランは目を逸らさずその姿を見つめていたのが印象的でした。

「冬来たる」

スターク家の家訓のようなものですが、どうやらこの世界では季節の移り変わりが変わっていて、普段は夏っぽいのですが(見た感じ夏とも感じないけど)、冬が来ると何年も続くらしいのです。

その冬がとうとう来るのではないかという兆候がありました。

実際にホワイト・ウォーカーにレンジャーが襲われたという話や、北でしか見かけないダイアウルフの死骸がウィンターフェルの森のほとりで見つかったり、いつもとは違う予兆があったんですね。

冬が来るとどうなるかはここではまったく語られません。

落とし子

このドラマ、「落とし子」という存在が共通認識としてあって、王の愛人が生んだ子のように、私生児や未婚の母から生まれた子どもをさします。

作中では、王の愛人が産んだ子という意味合いが強いですね。

落とし子は、名家の名前を名乗ることができずに、苗字が決められていました。

スターク家なら○○・スノウ

みたいに、名前で落とし子ってわかるようになっています。

使い鴉

郵便の役割を果たしているのは鴉です。どんな遠くとも、どんな天候でもちゃんとお手紙を届ける優秀な鴉。

たまに阻止されて打ち落とされることも。

白い鴉も一度だけ出てきます。シタデルというメイスターの研究所みたいなところから、季節が変わる時に王家に飛んでくるようです。

スターク家とジョン・スノウの関係

真面目一徹なイメージのエダード・スタークなんですが、かつてどこぞの女性と関係を持ち、子供まで産ませ挙げ句、自分の城まで連れて来て育てます。

妻のキャトリンは当然快く思ってなくて、ジョン・スノウにあからさまに冷たいんです。かわいそう。

王家バラシオンが、ウィンターフェルを訪ねてきたときも、宴には出ちゃだめ、とお達しし、ひとりぽつーんと剣の練習をしていました。

そんなとき、壁からエダードの弟ベンジェン叔父さんがやってきて、僕も壁に連れて行ってと懇願します。かわいそう(´;ω;`)

ベンジェン叔父さんはジョンを可愛がっている様子。

スターク家の子供たちとは仲がよいのが救い。森の中でダイアウルフの赤ちゃんを見つけた時も、6匹目の子狼をもらうことになりました。

最終シーズンまで見ますと、幼い兄弟たちとわちゃわちゃしてるシーンは貴重なので、2巡目以降何回も見たくなります(*´꒳`*)

バラシオン家とスターク家

王のロバートは、エダードとは旧知の仲で親友同士。かつてエダードの妹が好きだったらしい。

だけど、ターガリエンの狂王に奪われ、死んでしまいました。ドラゴンを持ち、誰彼構わず焼き殺す様から前王のターガリエンを「狂王」と呼んで恐れられ、蔑まれてもいます。

そんな狂王に愛する人を奪われた経緯もあるロバートは、ターガリエン家を潰したわけです。

スターク家に来た時、何よりも先にエダードの妹のお墓まいりをするくらい今でも想っている様子。

心からエダードを信頼しているロバートは、ジョン・アリン亡き後の王の手としてエダードを任命します。

キャトリンは嫌がりますが、まじめなエダードは受けてしまいます。

ちなみにジョン・アリンは、キャトリンの妹ライサの夫で、ジョン・アリンはラニスターに暗殺されたと妹から手紙をもらいます。

読んだ後その手紙を暖炉で焼いてしまいます。

ライサは、夫が亡くなってからは実家の高巣城に息子とともに戻っています。

ラニスター家

王妃サーセイがラニスター出身で、ジェイミー、ティリオンも王家に住んでます。

美しい王妃ではあるけれど、慈悲深いどころか、冷たく、意地悪そうな雰囲気なサーセイ。

ティリオンは、生まれつきの体のためにやさぐれているのか、娼婦館通いかお酒ばっかり飲んでいる。サーセイはそんな弟を心底嫌っているけれど、サーセイの双子の弟ジェイミーはティリオンに優しい。

差別や侮蔑を浴びながら育ったティリオンは、なんかやな奴風情なんだけど、不遇な身の上なジョン・スノウには同情的な一面を見せたりして、あれ?ちょっといいところある?みたいな感じもします。

ターガリエン家

前の王である父が失脚し、なんとか助かった息子ヴィセーリスと娘デナーリスはペントスに亡命。

玉座奪還を目指し、正当な王と主張する兄ヴィセーリスは、まずは軍を持って王都を手に入れようと、強大な軍を持つドスラク族と妹デナーリスを結婚させ、ドスラク族を自分の配下に置こうと企む。

まだ儚げで弱々しいデナーリスが、屈強で野蛮人のドスラク族のリーダー、カール・ドロゴと結婚させられてしまいます。

その結婚式に現れた、前の狂王に仕えたというジョラー・モーモントがいてくれるのはこの先デナーリスの支えになりそうで安心。しぶいおじさま。

結婚式で、ペントスのイリリオから「ドラゴンの卵」3つを献上されます。長い時間を経て石となってもその美しさを保っています。

この結婚により、デナーリスはドスラク族の女王(カリーシ)となりました。

ブランが目にしたもの

そんな中、ウィンターフェル城に王家が滞在中も、相変わらずやんちゃ盛りのブランは城壁を登って遊んでいました。

あやしげな声が聞こえる先へ登って城内の敷地をのぞいてみるとそこには、王妃のサーセイと、双子の弟ジェイミーが昼間から外で逢瀬の最中(;・`д・´)

ブランに目撃されてしまった二人。おろおろするブラン。

ジェイミーは非情にもブランを突き落としてしまいます。

まだ10歳の子供だよ?

ここで唐突に第一話終了。

ええええ、ブラン大丈夫!?!?

次々っ!次を見なければ!!と連続視聴となるループ。

まとめ

最初からけっこう登場人物多いんですよね。顔と名前が一致するまで大変だけど、第一話は、家と人の名前と立ち位置を覚えるのがいいと思います。

誰と誰が親子でとか、嫁に行ったとか来たとかそんなのを覚えといたほうがいいです。

私は2巡目にしてよく理解できました。2巡目でよくわかることだけど、一話目にしてこれだけの人間関係とストーリーの伏線がすでにこんなにあったんだな、と感心してしまいました。ここで、忘れちゃならないポイントを!

ライサからキャトリンに送られた手紙

かなと。

初見ではまったくわからなかったですけどね(笑

わかんないなりに次々と見ちゃってやめられなくなるんです。この時は、スターク家の子供たちが一緒で一番いい時期だったのかもです。