バチェラー、バチェロレッテ記事をメニューに追加したよ(*´꒳`*)

アフターファイナルローズ・波乱の最終回。今回のシリーズを振り返る

※過去シリーズのネタバレもあります。バチェロレッテ、バチェラーシリーズも未視聴の方は読まない方がいいのでご注意。

 

 

 

結局、ノーローズだった今回のバチェロレッテ・ジャパン。

正直、前回のバチェラー3の波乱もあったので、ノーローズな結末もありえるなと思っていました。

今回もまたネットが荒れるのか(汗)、またはバチェラー3のこともあってまたかーと受け取られるか。

結論から言うと、リアリティー番組は、何かと話題になっていますが、今回はこれまでのことを踏まえてほんとに限りなくガチにリアリティー番組だったんじゃないかと思いました。

それは、今回のアフターファイナルローズ回での場の雰囲気が作られたものではないなと感じたからです。

萌子さんスタジオで男性陣から批判を浴びる

男性陣のリアクション、萌子さんの叩かれっぷり、萌子さんの主張の真剣さから視聴者としては、何度もひやひやハラハラする場面がありました。

その度に、MCの3人がワンクッション笑いを入れてくれたり空気を変えるところなんかさすがだなと、芸能人ってすごいなと感心してしまうくらいで(笑)

萌子さんは、とにかく黄晧さん並みに完璧主義。そして信念は貫き通す。

言葉選びから、信念のまっすぐさ、自分がこうありたいという姿を保つ姿勢が見事すぎて、そこへ男性陣からの容赦ない厳しい言葉を向けられると、むしろ頑なだなというくらいなまで、自分の考えをきっぱりと言い切る。スキをまったく見せないんですよね。

自分が信じたことなら、ルールに従えないのもやむを得ないと貫く女性でした。

「私の決断です」

「私の人生です」

と、譲らないんですよね。でもそれは次にお付き合いする人は結婚する人と決めていたからこそのブレちゃいけない萌子さんの中の柱だったんでしょう。

そしてこの旅のもう1つの目的は

真実の愛を探したかった

ここでは声を震わせて涙を流すんですよね。これはきっと過去の恋愛から強く感じていた思いだったんだと思います。だからこそ今度はって譲れなかったんだろうな。

私の推しメンのマラカイですが、本人を目の前にしてもめちゃくちゃ切り込んでいってハラハラしました(汗)ああまで言われたら普通は泣いちゃうかも。マラカイはやっぱり若いんだなぁ。萌子さん、強いけど本音はお腹にぐっと力を入れて耐えていたんじゃないかしら。と同性だけに思います…。

ローズはいつでも萌子さんの心に寄り添ってましたね。ローズは優しいなぁ。

でも、わかる。男性陣にしてみればそうだよねということはたくさんありました。萩原さんもすごく萌子さんに突っ込んでいたけれど、私などはそういう言葉もなるほどーと受け取ってしまって、ごめんなさいと謝っちゃうと思いますね(笑)

杉ちゃんワンチャン、あるか?!

コウさんは、実は萌子さんと最後のお食事のシーンで涙を見せた日、あの瞬間にガーっと好きになったらしいです。好きになるのが遅かったんだなー。それを萌子さんに伝えるチャンスがなかったのかもしれないです。

なんだかこのあたりは、バチェラー3のいわめぐに似た部分がありますね。最後の最後で好きになるけど、選ばれないっていう。

そして、

杉ちゃん、カッコ良かった!スタジオでもう一度告白!!

「バチェロレッテの福田萌子じゃなくて、普通の福田萌子が好きなんです」

っていうの萌子さんにも相当きてたと思うんだけどなぁ。

男性陣も杉ちゃんの男気に泣いてましたね。さっきたくさんツッコミまくってた萩原さんが率先して泣いてるし(笑)

その場の雰囲気で決めちゃうの良くないとか、冷静じゃない時にオッケーしちゃったらいけないとか、萌子さんは考えてそうだもんなぁ。

その萌子さんの頑なな信条すら杉ちゃんがぶち破った気がしたんだけど、残念だーーーー。

でもそれも人生。

将来、萌子さんが真実の愛を見つけて今回の答えは間違っていないと思える日が来るか、こういう場所で出会った特別な縁を信じてつきあっていくうちに愛が見つかるかもしれないと自分に認められる時が来るか。

萌子さん、相手が杉ちゃんじゃなくてもその純粋なまでの強い意志を少し和らげてくれる人に出会えるといいなと思いました。

リアリティー番組に求められるもの

ってなんなんでしょうね?

私は、バチェラー3もちょっと前に全部見たんですが、今回以上にびっくりしたんですよ。当時はネットは大荒れに荒れたようですね。

ひとつの番組フォーマットとしてのルールがあって、演出もおそらくあって、それがこれからもコンテンツとして視聴され続けるのが配信番組ですよね。

この番組だと、視聴者が見たいと思うコンテンツにするために、最後には1人を選ぶというゴールがあるわけで、そのゴールが見たいがために視聴者は最後まで見ますよね。

で、最後の1人が選ばれて、そっかー。おめでとう。よかったよかった。で満足します。

でも現実はその一年後、お別れしましたっていう結末をニュースで見ると、

なんだよー、やらせかよーとか外野の視聴者はざわざわするとうのがパターン化されています。配信中からそういううがった見方をしたり(私もですがw

これまでは、出演者のバックグラウンドから推察して、そもそも本気で結婚する気はそこまではなくて、だからこの人を選んだのかなっていうのと、いやひょっとして本気で好きなのかもっていうラインで番組が作られているのではないかと思うんです。

このどちらともとれるラインであった、バチェラー1、2は番組として成功(最後の1人を選んだ結末)したけれど、結果お別れしてしまいました。

バチェラー3の友永さんと、今回のバチェロレッテの萌子さんは、本気で結婚したくて真剣な選択をしてきた結果、番組のルールからは大きく外れた形になってしまっています。皮肉にも、こちらの方がリアリティーを感じます。

実際、バチェラー3の友永さんは、そこで出会った女性と結婚までしましたもんね。

私もなんとなく見始めたバチェラーシリーズで、何となくブログ記事にしたら一番アクセスがあるコンテンツになったので、それなりに思い入れがあります。

ですがSNSを今も追ってたり、番組内の恋愛をすべて本気で見ているわけじゃなくて、どこかそういう設定なんだろうなぁみたいな客観的に見ていた部分もあります。それは私がそれなりに年齢がいっているせいもあるでしょう(笑)

そんな私なんですが、特にバチェラー3は最後まで視聴してどえらい結末を見てしまった自分になんて声をかけてあげたらいいのかと数日悶々としたのも事実です(笑)

なんで悶々したのかっていうと、心のどこかでリアリティ番組の結末は、番組の理想の形で見たかったのにという思いがあったんだろうと思うんです。

選んだ人と結婚してほしい。というね。

だから、本当は

リアル=番組の理想とする結末

になると、作り手も出演者も視聴者もハッピーなんですよね。

でも、実際そんなミラクルなことはそうそう起こりません。だから、友永さんや萌子さんみたいなことになるわけで。

そういうものを見る人も許容する気持ちを持って見ないと、「炎上」したり、過度な演出で、出演者が追い込まれて最悪の事態になったりするんじゃないでしょうか。

Amazonさんは、バチェラー3を受けて新しい形のリアリティショーとして編集しているんじゃないかと感じています。そして今回の萌子さんのように、ルール通りにいかないというケースもありえるところまでカバーしないといけなくなってしまいました。

今回のアフターファイナルローズで流した、最後のローズセレモニー後の杉ちゃんとコウさんを撮った映像もそうですよね。バチェラーシリーズは、元からとんでもない時間カメラを回しているそうです。だから、編集次第でいろんなストーリーを演出することができるはずです。

私たちが見ているのは、膨大なビデオからあるストーリーにするために編集された、ほんの一部なんだと思うんです。そういうところも含んで見る姿勢を持って楽しんで見るもの、と私個人は思っています。

今回は、萌子さんが最後の日の朝、どちらにもローズを渡せないと知った時から、アフターファイナルローズ込みでの番組作りを考えたのだと思います。だからアフターファイナルローズのこの緊迫感なんじゃないかとリアリティを存分に感じてハラハラしています(笑)

まぁ私は、単なる一視聴者ですので想像でしか言えませんが、そんなふうに考えると友永さんに対しても、萌子さんに対しても、批判的な気持ちにはならないかなって思います。とはいえ、萌子さんを友永さんと同列には語ってはいけない気がしますが(汗)

今回の最後の杉ちゃんの再告白も、希望として萌子さんオッケーエンドで杉ちゃんを選びましたーで丸くおさまったんでしょうけど、そうはいかないのがリアルである証拠でしょうね。あと萌子さんの鉄壁の信念と(笑)

個人的にはすごく残念だけど、しかたない。

思っていたのとは全く違うけれど、このもうひとつの最終回はある意味見応えがありました。バチェラーシリーズの体をなしているかはわかりませんが(笑

もしかして今後、萌子さんについてネットでいろいろ語られるかもしれませんが、バチェロレッテが萌子さんだったからこそ、フラットな状態で本編でお別れした以来の2人との再会という一応最低限の(笑)ステージは作れたわけなので私はよかったと思います。

最後に、杉ちゃんの今日の名言。

真実の愛は水。注いで溢れても注いでしまって流れるもの。これ(涙)です。

面白かった!バチェロレッテ!